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ストレングス・ラボ コラボブログ 「父と葛飾北斎とわたし」


記事作成者:大原亜希

こんにちは。ストレングスコーチの大原亜希です。

私ごとですが、うちの父は長いこと地元の国立大学で教えていました。えこひいきをせず、学生に平等に接するだけでなく、落ちこぼれの学生も卒業まで辛抱強く見てくれると、学生からはとてもとても人気がありました。

そんな父が家ではどうだったかというと「甘やかす」という単語が辞書には存在していないらしく、父が大学の教授だというと「いいなー。なんでも買ってもらえるんでしょ。」とか、近所のお友達にはよく言われたものですが、まっっったくそんなことはなく、クリスマスと誕生日以外に何かを買ってもらった記憶がない。。。

一度「子供だから特別みたいな感覚は無いんよなあ。皆平等に見てしまう。」と言われて、衝撃を受けたことがありますが、その代りに父は「学び」をとても大切にしていて、そのためならどれだけでもお金を出す、というのがポリシー。

一度私が「お金貯まったから、フランスで1年フランス語の勉強しようと思うんだけど。」と言った時には「お父さんがお金補助したるから、3年ぐらい行ってマスターしてきなさい。」と言う。娘を海外に出すのは心配だ、という親御さんも多いなか、ある意味とても自由に成長させてもらったなーと思っています。

大学教授は変わっているとよく言いますがうちの父も決して例外ではなく、長年勤めていた大学を定年退職した後は、忍者についての研究に携わり(父の実家は忍者の里でもある滋賀県の甲賀市)、一度実家に帰ったときに「忍者の走り方」を本気で指南されたことがありました。(やはり、子孫としては伝統を守ったほうがいいのだろうか?)

そんな父は昔から本当に人のご縁に恵まれていて、ついこないだも30年以上も前に面倒を見ていた教え子たちに招かれて中国へ旅行してきたばかり。はたから見ていて「よくそんなに長く関係続くよな~。」と思わずにはいられない、人生を人とのご縁で乗り切ってきた人です。

ストレングスファインダーの診断結果を見た時「(研究者やから)もう少し分析思考は上位やと思ったんやけどなあ。」と残念がっていた父は、おそらくその代わりに活用してるであろう原点思考の影響なのか、「葛飾北斎の本を読んで感銘を受けた」と最近言い出しました。詳しく聞いてみると、「北斎は80歳を過ぎても、まだまだ成長していた。自分もそうなりたい。」と思ったそう。近々大学で、本格的に心理学の勉強を始めるらしいです。

父の上位資質には、

・運命思考(人とのご縁を大切にする)
・着想(人と違うことを思いつく。変わっている、は褒め言葉)
・包含(輪から外れている人もその中に入れる)
・成長促進(辛抱強く人を育てる)
・公平性(皆を平等に扱いたい)

などが並んでいます。

はて、これは本当に研究者だった人の資質かしら?と思ってしまうくらいに、上位には人間関係構築資質が並んでいて、思考系は着想のあとは11位の原点思考まで現れません。心理学を勉強したいと言い出したのも、「人の役に立ちたい」という思いが最初にあったから。

そしてそんな父と私のTOP10資質はなんと8個同じ。「スイッチになるのは人との関わり」うーむ、どうやら私の才能は、父から多いに影響を受けているようです。

<編集後記>
父は3年前の夏に心筋梗塞で倒れて、あと一歩遅かったら・・という状態でした(因みにその時も冷静に自分で救急車を呼んだツワモノです)。病室で自分の人生を振り返ったとき、「これからの人生は自分の思うように生きてみたい。」と思ったそう。

ストレングスファインダーを受けていなくても人生を生きていくことは可能ですが、知っていることで自分の大切な人や周りにいる人を、もっともっと深く理解するキッカケになると感じてます。父のストレングスファインダーの資質を知って、私が知らなかった新たな一面をたくさん知ることが出来ました。近くにいる人ほど、実は「見えていない」のかもしれませんね。

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