記事作成者:寺尾真樹
こんにちは。
ストレングスコーチの寺尾真樹です。
先日、眼鏡のフレームが壊れてしまい、作り直してきました。
離れて暮らす娘とライン電話をするときに、
たまたまそのことを話したら、
それを聞いていた同居中の息子が
「お母さんの眼鏡が壊れた理由はこれ」
と、なんとその時の私をこっそり隠し撮りしていた動画を、
あとで娘に送っていました。
それを知って、動画を見せてもらうと、
動画の中の私は、調子に乗って
「鬼は?外?、福は?内?♪」
と言いながら、踊るように階段を降りていて、
最後に「きゃー」(眼鏡が何かにひっかかって吹っ飛んだ瞬間)
と叫ぶ声が入っていました。
本人は諸々覚えていないのですが、
事実を知りました。。。(苦笑)
・・・・・・
さて、眼鏡といえば、
ストレングスファインダー®の資質って、
人がそれぞれかけている眼鏡みたいだなあ、と思うことがあります。
たとえば「共感性」はピンク色のレンズ、
「分析思考」は水色のレンズ。
実際の一人ひとりの眼鏡は
それらが独自の配合で混ざり合っていますから、
レンズの色や度数は、みな違っていて、
誰一人として同じものはありません。
その眼鏡は、生まれ・育つ中で自然と身につけていったもので、
そう簡単には外したり、かけ替えたりできなくて、
もう体の一部のようになっているんですね。
眼鏡というか、コンタクトレンズというか、
もはや眼球そのものかもしれません。
だから、自分が特別なレンズを通して世界を見ていることなんて、
ほとんど意識することがないし、
まして、
その人がどんなレンズを通して世界を見ているかは、
他人からはわからないですね。
そもそも、自分が眼鏡をかけていることを知らないと、
眼鏡を外してみるという発想すら持てなくて、
自分の眼鏡以外の視点で見てみる、ということも
思いつかないのではないかと思います。
そんなとき、
ストレングスファインダー®で資質について知ると、
自分のレンズ、他人のレンズを
実際に存在するものとして感じることができます。
そうすると、
自分が見ている世界と、他人が見ている世界は
同じ世界ではないんだな、
と気づくことができます。
これまで想像さえしなかった別の世界の存在を
認識することができると、
たとえ体感することはできなくても、
許容することが可能になります。
これは、自分の眼鏡だけでは見えてこない、
別の視点を手に入れる、ということにもなると思います。
別の視点、というのは、
きっと沢山あるのだと思いますが、
ただ「別の」と言われても、
その新たな視点はゼロからはなかなか見出せないもの。
そんなとき、
ストレングスファインダー®が提供する34の“視点”は、
けっこう役に立つのではないかな、と思います。
知らなければ5?10個くらいの自分の視点だけから見ていた人や物事を、
34個の別の視点から見ることができるとしたら、
それだけで、物事をずいぶん多角的・立体的に
捉えていけるのではないでしょうか?
ストレングスファインダー®で、自分にはない視点を知る、
そして、これまで見えなかった世界を
その視点からも見てみる。
ストレングスファインダー®を、そんなふうに考えて
利用してみることもできるかなあ、と思います。
ぜひ、楽しんで活用していっていただけたらと思います。
※34資質について詳しく知りたい方は、ストレングス・ラボの基礎コース(https://strengths-labo.com/workshop-individuals/)に参加してみてください。